PROFILE

プロフィール

SAKANA ウッドバーニング・アート

作家活動として各地ギャラリーにて展示会、講師としてNHK文化センター、奈良サンカクヤ、自宅にて指導を行う。 ウッドバーニング・アートとは16世紀半ばフランスの修道士が、(こて)のような物で文字を板に焼いてと、その後20世紀初頭には、多くの女性がミュシャの絵葉書を好んで模写したり可愛い題材を改良された(こて)で描いて」いたりと、又、アメリカでは、バーニングを(ヴィクトリアンパイログラフィー)と呼ばれ現在多くの方に親しまれています。日本においては、専用のバーニングペンが使用されるようになったのは近年ですが、焼きごて、焼き印などは昔から使用されていたので、他国と同様に歴史は古いと思われます。 木・板・皮・竹・紙、簡単に言うと(焦げる・燃える)素材に、専用電熱ペンで(焦がして描く)その専用電熱ペンが、バーニングペン、その(バーニング)は、燃えている、燃える、熱いの(バーン)そのバーンに(ING)を付けて、バーニングといいます。 使用するバーニングペンのペン先は、約400度の熱量が有り素材に接触するだけで簡単に、こげ色の字が描けたり、絵が描けたり出来ます。最初は、感覚が他の筆記具と違うので戸惑いがあると思いますが、慣れれば思うように描く事が出来ます。描く題材によっては時間が、かかったり、表現が難しいことも当然ありますが、正しい練習を重ねていけば素晴らしい、また、楽しい世界に出会うことが出来ます。 絵を描くのが苦手な人だけでなく、得意な人でも、リアルな表現作品を制作される際、転写方式(水で消える転写紙を使用)デザインを、素材の上にセットして、その間に転写紙をはさみ、鉄筆でなぞり、そのなぞった線を描きます。そして描き終えれば、水を含ませた布等でふき取れば、下書きは残りません。